いろいろな値をとる文字を変数という。
変数xとyがあって, xの値を決めると、それにともなってyの値が1つだけ決まる場合
yはxの関数である。
つぎのうちyがxの関数となっているものをすべて選べ。
1個90円のなしをx個買ったときの代金がy円である。
生徒x人の体重の合計がykgである。
周の長さがxcmの長方形の面積がycm2である。
周の長さがxcmの正方形の面積がycm2である。
2000mの道のりを毎分xmで10分間歩いたときの残りの道のりがymである。
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xの値を決めるとyの値が1つに決まるものが関数なので
xに具体的な数字をあてはめて考えてみる。
なしの個数を3にしてみると
90円のなし3個の代金は270円に決まる。
個数xを決めると 代金yが1つに決まるので、 yはxの関数である。
生徒の人数を3人としても, それぞれの体重がわからないと合計は出せない。
よってyはxの関数ではない。
周の長さを12cmとしてみると, 縦+横=6cmなので
縦1cmのとき横5cm, 面積=1×5=5cm2
縦2cmのとき横4cm, 面積=2×4=8cm2
このようにxの値が決まってもyの値は1つに決まらないので
yはxの関数ではない。
周の長さを12cmとしてみると, 正方形の1辺は3cmになるので
面積=3×3=9cm2
xの値が決まればyの値が1つに決まるので
yはxの関数である。
毎分80mで10分歩くと, 歩いた道のりは80×10=800m
2000mのうち800m歩いたので残りの道のりは 2000-800=1200m
よってxの値が決まればyの値が1つに決まるので
yはxの関数である。
【練習】
つぎのうちyがxの関数となっているものをすべて選べ。
1冊x円のノートを6冊買って, 1000円だしたときのおつりがy円である。
高さ4cm, 底辺xcmの三角形の面積ycm2である。
男子x人のテストの平均点がy点である。
だいこんがx本とにんじんがy本あり, その合計が8本である。
①, ②, ④